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コンフォート起業13:イメージのパワー2

仕事を始めてから今度は別の意味でイメージが大切だなあ、と痛感しました。この場合のイメージは前回のようなイマジネーションのイメージではなく、インプレッションのイメージです。このイメージはうまく使えば非常なる武器となるけど、間違えると一銭にもならない、そんなものかもしれません。今回は「求められたイメージでの存在」から。

自分が求める自分のイメージと人から見た自分のイメージ
これには結構ギャップがあるのですよね。伝説のライブハウス、ルイードでのライブを通してメジャーデビューの話があった時にその一歩手前で音楽を止めた理由の一因は「イメージ」にあったような気がします。私はクリッシー•ハインド的ソフトなパンクっぽいイメージに憧れたのですが、当時ある有名アイドルに曲を書いていた人たちが私に求めたのはアイドルでした。

それでパンクを求めてロンドンに渡ったのですが、今思うとあの時メンターがいたらアイドルをやっていたかも、と思うのです。私の醸し出すイメージがそうであって、それがぴったりくるから需要がある。それは武器となる持って生まれたイメージなのです。だから本当にやりたい事にたどり着くために、最初はそのとっかかりとなる求められる事をやる。それは全然回り道じゃないし、これもチャンスのつかみ方だと思います。

「それは私の求めているイメージではない」と断るのもポリシーでしょうが、そこから先がつながらない場合が多いかと思います。それよりは武器となるイメージをフル活用してみるのも良いのではないかな。そこから必ず次につながる何かが生まれるから。

イメージのギャップ、ギャラリー編
私はギャラリーを立ち上げる前にまず現代アートのプライベートディーラーを始めました。専門はヨーロッパの現代アート。イギリスからアメリカに移ったばっかりでヨーロッパの現代アートにはかなり精通していたからNYのチェルシーにあるアートが時代遅れに思えたほど。でも人は私をそう見ないのですね。「アジア系にどうしてヨーロッパのアートが分かる?」みたいな。だから全然仕事につながりませんでした。新参者で誰も私を知る人がいない場所では私のイメージ=ヨーロッパ現代アートではなかったからでしょう。

その後たまたま知り合いに頼まれた「アジアっぽい色の絵」を探す仕事が終わった時に「やっぱりアジア系のディーラーにお願いして良かった」と言われたのです。その時の私はアジアのアートは全くの素人だったというのに。アジア系のディーラー=アジア系のアートに精通している、ということでしょうか。

その後1999年に見て以来ずっと強烈に心に残っていた中国の現代アートをもっと知るために私は中国へと旅立ち、中国と日本の現代アートを中心にアジア現代アート専門ギャラリーを2004年に開きます。アジア系がアジア系のアートを扱うから「違和感ゼロ」というか「もっとも」というか「良く知っているだろう」というイメージ的前提があったからか、タイミングも手伝って私のギャラリーは最初から多くの方に支持して頂けたのです。

その後コンサルティング業に移行していまではアジアの現代アートを専門に、でも依頼があればヨーロッパもアフリカのアートに関してもアドバイスさせて頂いています。最近はこちらの方の依頼が増えてきて昔に戻ったようで結構楽しんでいます。経験と評判を重ねれば枠にとらわれず色んな事が舞い込んできますね。

クッキーカッター的イメージ
手っ取り早く認められるためにはハリウッドの女優は最初は「クッキーカッター」が良い、といいます。クッキーカッターとは全部同じ形のことです。ハリウッド的に皆と似ている容姿がまずは大切で、とっかかりの部分を通過したら個性を出せばいい。最初から個性バンバンでは入り口のところでアウトだから最初の段階にたどりつくまでにとっても時間がかかってしまうとの事。

「ギャラリーとはこういうもの」というイメージがあります。私はそれに挑戦するのは大切だとは思いませんでした。アメリカでギャラリーをオープンするのだからアメリカ式のギャラリーにするのは普通のことだと思ったのです。日本人がビジネスオーナーだから日本式のギャラリー、例えば貸し画廊をオープンしようとは全く考えませんでした。

だから私のギャラリーの見かけは「路面点ではない」という事以外は全部従来のアメリカのギャラリーの方法に従ったのです。日本である貸し画廊はアメリカには基本的に存在せず全て企画画廊です。だからそれに従って宣伝の仕方も集客方法も、売り上げの折半も、他のギャラリーとの提携も。だから入り口のところでアウトにならなかったのでしょう。ライバル意識はあっても他のギャラリストから受け入れられましたから。

 次回は自分で作り上げて行くイメージについて。お楽しみに。

写真は今バケーションで来ている南仏の海をバックに。ここにいる時は基本ビキニ+カバーアップで一日中過ごしています。