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コンフォート起業14:イメージのパワー3

最初は求められたイメージでの存在かもしれませんが、入り口に入って仕事が来るようになったら今度は差別化を計って少しずつ個性を出して行く時です。じゃないと同じ事に「二人はいらない」となりますから。それに自分らしく生きたいですものね。今回は「自分の求めるイメージを作り上げて行く」ことについて。

誰とも似ていない自分だけのイメージ

私のギャラリーの場合はまず「アメリカ式のギャラリー」として入り口に入り、その後アジア現代アート専門、その上にアメリカで最初の個展、まだ誰もアメリカでは見た事のないアート、として差別化を計りました。単にワシントンDCやアメリカ、ヨーロッパのアーティストの作品を売るギャラリーをオープンしていたら、他のギャラリーと同じだし一番の新参者だからクライアントの獲得はかなり難しかったと思います。

でも本当の差別化は「珍しい」ということよりはアジア現代アートの作品の力とサービスだったと思います。たとえ何時でもクライアントが見たいと言えばギャラリーを開け、出来る限り作品はハンドデリバリーをして飾る場所のアドバイスもし、求められれば額縁屋さんに一緒に行ってアドバイスもし、ギャラリーでイベントをホストしたり、他の作品との兼ね合いをアドバイスしたりと、とにかく作品を売る事以外は無償で色んな事をしました。そして私は私が紹介する作家さん達の作品のクオリティーを心から信じていたのです。そしてコレクターの皆さんがそれに答えてくださいました。

それから作品が気に入らなかった場合の買い取りも約束していました。でもこれは幸いな事に一回もありませんでしたけど。うー、良かった。

作り上げて行く自分のイメージ

最初は人から求められたイメージで仕事をするかもしれません。でもその後は経験と評判によってイメージは作り上げられて行きます。だから最初は不本意でも時間はかかっても自分の求めているイメージを実現することは可能だと思うのです。回り道かもしれませんが仕事を始めれば大切なのは「忍耐」と「継続する力」です!

私の場合周りの反応は最初はおそらく「なんか良く知らないけど新しいギャラリーがオープンしたみたいだよ。」くらいだったでしょう。PRを兼ねていろんなチャリティーイベントにも出席してその写真がメディアに良く載っていたのでそれに加えて「オーナーはアジア系のソーシャライト」というのもあったと思いますが。

それが中国でアーティストを発掘してきてワシントンポスト紙の常連となる頃には「アートを見る目があるギャラリスト、仕事をきちんとするディーラー」という信頼のイメージが加わりました。その後チャリティーイベントも出席するだけではなくて企画するようになってオバマ大統領(当時上院議員)と一緒に「ワシントンDCの美しい25人」に選ばれたのです。これによって今度は「顔の広い人、社会的責任を果たしている人」とのイメージも加わったのだと思います。

そんな風にして作り上げて行ったイメージが手伝って、そしてクライアントの口コミもありコンサルティング業へとスムーズに転向できたのでしょう。今では昔から大好きだったヨーロッパの現代アートや私のキャリアを築く事となった私のかけがえのない一部でもあるアジア現代アートなど色んなアートに関してアドバイスをさせて頂いています。しかも時間がギャラリー時代よりもっとフレキシブルになったので家庭と仕事の両立も以前よりもずっとしやすくなりました。

もし私が当初やりたかったヨーロッパのアートだけに固執していたら今の私はなかったと思います。私がアイドルを否定してパンクを求めてロンドンへ渡った時、その後が続かなかったように。

「なんだか分からないけど新しいアジア系ギャラリスト」というイメージから「きちんとした仕事をし広い人脈を持つボークさん」というイメージに変わって行くまでに時間はかかりましたが、忍耐と継続力があれば可能なのだと思います。求め続ければ必ず叶えられる!

写真は南仏で私が一番大好きな散歩道からの風景。