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コンフォート起業9:「洋」のパワー

 

ただ働き、一言で言うならこれが「洋」のパワー。アメリカで成功している人の多くが起業前、起業後にただ働きをしています。つまりこれがアメリカで起業して成功する秘訣です。そしてこれが「コンフォート起業」の根幹ともなるアイデアと言えます。ただで働いてどうしてビジネスが成立するのかと思われるかもしれませんが、これが立派に成り立つのです。

後ほどやり方やベネフィットなど実例を含めてご説明したいと思いますので、ここではその概要とこの形態のただ働きの歴史について触れる事にします。

ただ働きとはつまり働いた事に対して金銭的報酬を得ないという事ですが、真っ先に頭に浮かぶのはボランティア活動ですね。確かに「洋」のパワーでいうただ働きも時間と労力を無料で提供するのでボランティア活動ではあるのですが、一般に考えられているボランティア活動とはちょっと違います。というかかなり違っています。

一般的なボランティア活動はある組織の活動に賛同した人たちがその組織の為に働きますが、その場合組織の方の指導に従う事になります。ですが「洋」のパワーとしてのただ働きではそこから一歩踏み込んで組織のマネッジメントと一緒に活動し、時には自分たちが主体となって活動を進めて行ったりもします。

どんな活動かというと、福祉、教育、芸術などに携わるあらゆる非営利団体にとって最重要課題に関わる事です。それは資金集め。国や自治体からの援助がどんどん打ち切られている中で、組織の活動に必要な資金を確保することはどの団体にとっても最優先問題となっています。そして必要資金を確保するには組織の担当者だけではアイデアもコネクションも時間も到底足りないのが現状なのです。

そこでアイデアを出したりコネクションを駆使したりして資金集めに協力するただ働き人員が出現します。歴史的にこのポジションには女性が多く、彼女達の多くは「ソーシャライト」と呼ばれます。一時期パリス・ヒルトンの登場で有名になった言葉でパーティーガールと思われている様ですが、これは誤解です。

ソーシャライトと言われる人達は非営利団体の縁の下の力持ちと言えます。信じる団体の為に身を粉にして働き、そして資金集めのために開かれるパーティーでは華やかな存在として場を盛り上げるのです。そしてその労力に対して金銭的対価は求めません。その代り彼女達には得る事の出来る大きな物があるからです。

それは信用と人脈。社会に認知された団体の為に働く事によって自分=団体のような大きな信用を得る事が可能で、しかもただ働き活動を通してより大きなネットワークを築く事が可能なのです。

次回はソーシャライトの歴史について。この歴史を知る事はアメリカの女性の歴史を知る事でもあって、今までとは全く違った歴史に触れる事になります。お楽しみに。

写真は昨日日本大使公邸でのレセプションに行く前に撮ったもの。Theoryのプラム色のフレアは着ているだけでなんとなく気持ちが軽くなってくるので今シーズンのお気に入りです。