Life in Washington, DC
元気なワシントンライフのひとりごと

今日のアメリカ:猪瀬知事の失言

 

アメリカのタブーをことごとく破ってしまいましたね、今回のイスラム圏そしてトルコに関する猪瀬知事の発言は。

アメリカで特に政治の世界で大切な事はpolitically correctである事。つまり政治的に正しい事が求められます。

その為には、人種や宗教に関するコメントは控え、またはpolitically correctな内容に抑え、そしてアラブ圏に関しては極力言及は避ける。でもニューヨークタイムス紙に載った猪瀬知事の発言はその全てに抵触してしまいました。

最初は抵抗を試みましたが、ニューヨークタイムス紙が「我が社の記事には自信がある。会話を録音したテープもある」と返され謝罪したようですが、このナイーブさは本当に残念です。

ご本人がおっしゃるように悪気はなかったのだと思います。一生懸命オリンピックの東京招致へ向けてがんばって来られたからこその発言だったのでしょう。でもトルコって実はとっても親日派なのですよね。だから余計にこの発言はまずかったですね。それからトルコには実に素晴らしい芸術・文化があります。イスタンブール・ビエンナーレなんて現代美術の世界ではトップクラスですよ。

これからアメリカでインタビューをお受けになる政治家そして経済人の方々、ご発言にはくれぐれもご注意を。アメリカではpolitically correctにつきますぞ。