American Life Q&A
アメリカ生活 Q&A

教育21:アメリカの大学受験に役立つ本を教えてください

 
アメリカの大学にはアイビーリーグのように合格率が6%のところから大学によっては合格率98%のところまで色々ありますが、一般にアメリカの大学受験は高校生活4年間の全てが問われます。
 
高校4年間の成績、共通テストSAT またはACTの成績、課外活動、スポーツ、ボランティアなどが含まれますが、難関校になればなるほど全てが重要となります。
 
たとえこの中の一つが良くても無理なのです。勿論スポーツがオリンピック並とか学業が天才レベルとか大統領の娘とかティーンでノーベル平和賞を受賞したなどという稀なケースはこの範疇ではありません。
 
Gatekeepers
アメリカの大学受験に関する本は本当に沢山ありますが、まずは全体像を把握することをお勧めします。そのために一番役立つ本は 「Gatekeepers」http://www.amazon.com/The-Gatekeepers-Admissions-Process-Premier/dp/0142003085 これは実際にある大学Wesleyan 大学(全米でもトップクラスのリベラルアーツの大学です)の入試科を取材したドキュメンタリーで、取材の対象も実際の入試担当者達となります。
 
どんなところが大切で何が合格の決め手となるか、または何が障害となるかが実話を通して説明されるので説得力があるし、アメリカの受験の実像がよくわかります。この大学は合格率20%という難関校ですから特にトップの大学受験を考えている高校生そして親御さんにとっては必読の書かと思います。
 
アメリカの大学受験の実用本
この本でなんとなくの雰囲気をつかめたら今度はもっと実用的な本、ステップバイステップ的な実用書をお勧めします。ただどれが良いかとなると個人的な好みも関係してくると思います。実用書にはA is for Admissionのようにどうやったら合格するかを数字ベースで解説するものからもっと一般的に解説したCollege Admission From Application to Admission のような物、高校4年間でやるべきことをリストアップした21 to do lists for high school   まで様々です。
 
何冊か買ってみて読んでみるのも良いかと思いますが、最初はGatekeepersから初めて、そして一般書に進み、次にもっと個別に解説した詳細本に行くと情報に漏れがないかと思います。
 
A is for admissionは本当に良く売れているのですが、個人的にはこういう数字ベースの解説書はあまりにもドライで苦手です。私はアメリカの大学受験は一個人の全体を評価すると考えているので数字では表せない部分があると思うからです。
 
それから手っ取り早く毎年何をしたら良いかを知るには21 to do listsの様な本も良いと思います。とにかくあっと言う間に読めるので。
 
ちょっと時間の無駄になってしまうかもしれないけど、何冊か読んでみてお気に入りを見つけるというのも効果的かと思います。購入せずとも図書館に行けば受験関係の本は沢山ありますよ。
 
本によっては言っている事が違っている事もあるのですが、何冊も読んでいると全く同じ事を言っている部分もあります。そういう部分は最重要なところかな、などと考えながら読んでいるとどの解説本を読んでも結構楽しめます。