American Life Q&A
アメリカ生活 Q&A

教育22:アメリカは行動の自由がないと子供がストレスを抱えています。

自由の国アメリカが実は不自由な国という声はティーンエイジャーの間で良く聞かれます。安全な国日本では小学生が一人で電車通学するのは当たり前ですが、アメリカではそれはありえません。

日本だったらお友達と連絡を取り合って待ち合わせをして子供たちだけで遊びに行く所ですが、アメリカだと親同士が連絡を取り合いどの親がだれを何処に連れて行き、付き添いはありかなしか、お迎えは誰が行くかなどなど話し合う事になります。

だから親が働いていたり都合がつかなかったりするとそこで計画は頓挫してしまうことになるのです。自立していくことを学ぶ大切な時期にこれではストレスが溜まるのも当然のような気がしますね。

でもまずは子供の安全が第一です。残念ながらアメリカは日本ではありません。犯罪の数も比べものにならないほど。

だからと言って子供の全ての行動が親同伴でないとダメとなるとストレスも爆発点を超えてしまうかもしれません。例えば年齢にあわせて家族で安全だと思える場所を相談しその辺りだったら明るいうちはバスや電車での行動をOKにするというのはいかがでしょうか。お友達と二人だったらもう少し行動範囲を広げてあげるとか。

慣れない土地ですから学校の他のお母さん達に相談してみるのも良いかと思います。特に危ない場所などは良くご存知でしょう。

ワシントンDCを例に挙げると夜の一人歩きは御法度。ジョージタウンなどの安全な所でも夜9時以降、私は一人では歩きません。それから危ない地区も把握していて電車でも絶対にそのあたりには近づかないように娘に言っています。明るいうちは安全な地区に関しては娘は自由にバスや電車に乗って行動しています。でも一人でタクシーに乗るのは禁止でUbarも一人での利用は禁止しています。

バレエのお迎えに行けない時はお友達と一緒に夕方遅く電車やバスで帰ってくる事がありますが、そういう時は電車の駅までお迎えに行っています。

あまり過保護にしすぎては子供はストリートスマートな行動が身に付かず返って危険かもしれないと思っているので、最初はちょっと心配しましたが我が家では娘が高校生になった時にある程度自由にしました。

16歳を過ぎて運転出来るようになれば行動の自由も少しは広がりますが、その時にこそ自分で自分を守れる力が必要となります。だからその準備として行動範囲を広げてあげるのも良いのではないでしょうか。勿論お住まいの場所の安全度によりますが。ご家族で話し合って見てくださいね。

写真は東京で住んでいた広尾のアパート周辺の様子です。夜こんなに暗くて誰一人歩いていなくても安心して歩ける日本という国は本当に素晴らしい国。でもそんなに安全な国は何処にもないかも。