Archives: アメリカ経済・政治

経済13:Buffett Rule

in アメリカ経済・政治

 今年のTax Day(税金の申告締め切り日)は4月17日ですが、この時期になると毎年出てくるのが税率に関する話です。今年は「Buffett Rule」なるものがアメリカを賑わしています。(Forbes Clare O’Connor 参照)今年は特に選挙の年なので、議論も加熱しているのです。これは世界で2番目にお金持ちのWarren Buffettの名前に由来しますが、彼がその提唱者でもあります。Warren Buffett は「私の払う税金の税率が私の秘書の税率よりも低いのはおかしい」といった方で、Buffett Rule の基本は大金持ちは最低でも所得の30%... full story

政治13:ロムニーvs サントラム

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 今回の共和党プライマリーは全く予測不可能となっていますが、ロムニーはサントラム陣営をシャットダウン出来るのでしょうか? 両者ともアリゾナとミシガン戦に向けてイメージとメッセージを磨き上げていますが、全体ではサントラムがほんのちょっとリードしているようです。個別に見るとアリゾナではロムニーが優勢でロムニーのお父さんがかつて州知事だったミシガンではサントラムがリードしています。アリゾナとミシガンの結果で決まる訳ではありませんが、やはりこの辺でサントラムが勝つと潤沢な資金をもつロムニーに勝つ為に必要なプッシュが得られそうです。... full story

政治12:ギングリッジのフロリダ

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 政治資金も組織力も下回るギングリッジ陣営ですが、サウスカロライナ勝っちゃいましたね。ニューハンプシャーでの大敗も、前妻からの「大統領には無理な健康状態」発言をものともしないサウスカロライナ討論会での大奮戦が選挙民に買われたのでしょう。大統領の候補者を決める討論会を「前妻」質問で幕を開けた事自体ちょっと頭をかしげますが、ギングリッジ氏の対応が気に入った選挙民が多かったようです。普通ならささっと答えて質問をもっと重要な事に向けそうですが、ギングリッジ氏はここぞとばかりに答えていました。想定内の質問だったからでしょうねえ。ロムニー氏への攻撃もありますが、... full story

政治11:党員集会の謎

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 2012年のアイオワ州共和党党員集会の結果はミット・ロムニー24.6%、リック・サントラム24.5%、票差にしてわずか8票という僅差でロムニー氏の勝利に終わりました。アイオワで勝ったからといって必ずしも大統領選の党の指名を受けるとは限らないのですが、それぞれの立候補者のランク付けを明らかにする最初のテストとして重きを置かれています。でもこの民主主義の国で、この党員集会というシステムは謎だなあと思うのは、私だけでしょうか? この党員集会で投票する人はとても強固な考えのある方が多いようです。例えばサントラムやポールのように主流というよりは、過激な程保守的な候補者の支持者などです。... full story

政治10:イラクからの撤退

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 アメリカ軍のイラク撤退が発表されましたが、今後この戦争の意味や結果が長く取りざたされることでしょう。今までに明らかに分かっている事は、アメリカの財政赤字が少なくとも77兆円(one trillion dollars) 増えたという事実、4000人以上のアメリカ兵が死に至ったという事実、そして何千何万というアメリカ兵が重傷を負ったという事実。対して五里霧中なのはこの壊れやすい「民主主義」が生き残れるか、果たしてスンナ派、シーア派そしてクルド人が和平を守れるか、イラクが中東の中で安定した勢力となれるか、という事です。明確な回答や早急な結果は求めずとも、分からないことだらけです。... full story

政治9:"The poor have no value"?

in アメリカ経済・政治

 一週間程日本へ行っていた間に、共和党の大統領候補レースはすっかり様変わりしてしまいましたね。ミット・ロムニーかハーマン・ケインか、と言われていたのがセクハラ容疑でケインはあえなく失脚し、代わりになんと数ヶ月前に一旦ポシャッたニュート・ギングリッジが台頭してきているではありませんか。どうやら保守派がギングリッチを押しているようですが、候補者の討論会での健闘も支持を得ている要因のようです。最近のアンケートではなんとロムニーを抜いて一番に躍り出る勢いですからね。でも彼の過去の言動は最有力候補者としてどうでしょう。予測の付かないそして統率のない言動のハイライトだけを見てみても、「... full story

経済12:ブラックフライデー攻略法

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 この2週間程、テレビのコマーシャルはブラックフライデー一色ですね。アメリカではサンクスギビングの次の日がクリスマスショッピングシーズンの幕開けとなります。人だかりで道も見えない程になるからブラックフライデーと呼ばれるようになったとか。もともとは早朝6時に開けていたのが、近年では朝4時とか真夜中12時のオープンなんていうのもあるんですよ。ドアバスター(Door Buster)と呼ばれる超安値で売られる目玉商品目当てに開店と同時に人がなだれ込み、2008 年には死者が出たこともありました。人ごみが苦手な方には11月28日のCyber Mondayサイバーマンデーと言う、... full story

経済11:H&Mとヴェルサーチのコラボ

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 今年9月13日にターゲットとミッソーニがコラボ商品を発表した時は、町中のファッショニスタがターゲットに押し掛け、オンラインショッピングは麻痺して大変な騒ぎでした。そして今回はなんとあのオートクチュールの名門ヴェルサーチとH&Mのコラボです。個人的にはジャンニ時代の派手さが苦手でドナテラ時代のもっとミラノっぽいデザインが好きですが、今回のコラボ、まるでヴェルサーチの原点を見るようなコレクションです。ブルーのスパンコールミニドレスとか大きなヤシの実プリントにドナテラがプロモーションで来たピンクのドレスなど、$29から$399という価格帯で購入出来ます。... full story

政治8: 9-9-9 プラン

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  昨夜ラスベガスで開かれた共和党の討論会で攻撃の先鋒に立たされたハーマン・ケイン。やはりここ最近の人気と9-9-9 tax plan名付けられた税金プランが原因でしょうね。9-9-9 tax planとは企業のビジネス取引税を一律9%とし、個人の所得税も一律9%とし、連邦消費税も一律9%にしよう、というものです。でもこれだとお金持ちの税金額はとっても低くなって、代わりに中産階級の人達の税金があがってしまいますよね。選挙活動用のビデオでハーマン・ケインは「今のアメリカの税金システムは21世紀の奴隷制度だ」といっていますが、このような一件平等な一律の税金システム9-9-... full story

政治7:ミット・ロムニーで決定?

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 2012年の大統領選挙共和党候補レースが面白い事になってます。ニュージャージ州知事クリス・クリスティーの人気は本当に理解不能でしたが、政治界のスターである彼ともう一人の人気者ペリー・フィズルが「止めた」とレース不参加を表明した今、なんとなくミット・ロムニーで決定かなあ、という空気が漂ってますよね。勿論今の調査結果によればジョージア州出身のビジネスマン、ハーマン・ケインがトップですが、だんだん政治経験の無さが露呈してきて、どう見てもこの数字は長続きしそうにありません。主要共和党員や強力な資金集めの結果からしても、いずれロムニー独走になるのではないでしょうか。... full story