Archives: アメリカ経済・政治

経済5:Greek Time Bomb – ギリシャ財政破綻の危機

in アメリカ経済・政治

すごいですねえ、ギリシャの財政危機は。なんといっても一日で1ユーロの価値を1.47ドルから1.4ドルまで下げてしまうのですから。欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁はギリシャのユーロ圏脱退の可能性を否定していますが、私の周りのギリシャ人たちは「脱退もしょうがないかも」という感じです。 国を動かしていくために返せないほど借金をしすぎたのが財政破綻の原因ですが、危機脱出の選択しは二つあるかと思います。まず、ユーロ圏に残って債務再編に取り組むか、またはドラクマに戻るか。ですが問題はユーロ圏を脱退してドラクマに戻っても独立してやっていけるか、ということですよね。... full story

時事2:Facebookを去った600万人

in アメリカ経済・政治

2011年5月はじめの時点でFacebookの全世界メンバー数は6億8700万人とのことでした。でもFacebookの新規加入者数は過去に比べて減少しているということです。今までなら新規加入毎月2000万人というのが平均でしたが今年4月は1400万人、そして5月は約1100万人と低迷しているようです。アメリカのメンバーでいえば、ことし5月はじめには1億5500万人いたメンバーが5月終わりには約600万人減の1億4900万人だそうです。 600万人が離れた理由としては、大学卒業者が採用された会社に学生時代の素行がばれない様に解約したとか、サイバーブリング(ネット上のいじめ)... full story

政治5:ミット・ロムニー大統領?

in アメリカ経済・政治

もし今この時点で大統領選挙が行われたとしたら、ミット・ロムニー大統領が誕生しそうです。先週正式に共和党から大統領選への参加を表明した元マサチューセッツ州知事にしてビジネスマン+モルモン教徒のミット・ロムニーですが、ワシントンポスト紙とABC局の統計によると、支持率49%でオバマ大統領の46%を3%上回る数字が出ているのです。 オサマ・ビンラディンの暗殺成功で一時期人気を取り戻したかに見えたオバマ大統領ですが、やっぱり長引く景気低迷でアメリカ国民は嫌気をさしているのでしょうねえ。国民の実に89%が景気は最悪の状況といっており、66%がアメリカは間違った方向へ向かっている、と答えています。... full story

海外ゴシップ4:Twitter and Lies -ツイッターの嘘が命取りに

in アメリカ経済・政治

下院議員という公職にありながら、ツィッターに自分の下着姿を掲載するなんて、米民主党のアンソニー・ウィーナーって、いったいどういう神経をしているのでしょうね。エドワーズといい、ウィーナーといい、IMFのストラスカーンといい、セックススキャンダルが続くアメリカ。戦々恐々としている政財界の大物がもっといるかも。 わいせつ写真に関して「ハッカーにやられた」とか「自分の名前がこんなだから悪戯された(ウィーナーは隠語で卑猥な意味があります)」なんてどうどうと嘘をついた後、突然の謝罪会見ですが、民主党は「もうさっさと辞任して欲しい」と思っているようです。でも本人は「離婚もしないし、辞任もしない」... full story

経済6:アメリカで一番お金持ちの町

in アメリカ経済・政治

雑誌フォーブスの「Meet America's Richest Counties  アメリカで最もリッチな町」調査の結果がでました。なんとトップ1,2,3&5がワシントンDCの郊外なんですねえ。全米広しと言えどこれほど富が集中しているのは、本当にすごいことです。 一位はDCの中心から約6マイル離れたバージニア州のFall Church County (Countyは郡のようなもの) で、平均年収は$113,313となっています。約1000万円ぐらいでしょうかねえ。2位はハイテク産業の進出で一躍リッチの仲間入りをしたバージニア州のLoudoun County。... full story

チャリティー5:格差社会歩み寄りのシンボル - The Arc

in ワシントンDC情報, アメリカ経済・政治

格差社会の現状はありとあらゆるメディアで取り上げられますが、アメリカでは経済格差を超えての交流が盛んです。社会が経済格差を隔てて二つに分断されるのではなく、お互い行き来しあうことで経済格差が生む機会格差を縮めていこうというものです。 ワシントンDCでその象徴的存在が最貧困地区ワシントンDC第8区に建設されたThe Arc。多くの財団や個人の寄付で立てられたThe Arcには貧困層の子供たちが無料もしくは無料に近い学費でバレエ、美術、音楽を学べるようになっています。ここから未来のスターが巣立つ日も近いかも。ここで学ぶ子供たちの発表会を見ていたら、そんな気がしてきました。 full story

政治4:"Reckless ambition" - 無謀な野望

in アメリカ経済・政治, 海外ゴシップ

元民主党の副大統領候補、ジョン・エドワーズが連邦選挙資金法違反(Campaign Finance Law)の疑いで連邦政府から起訴されました。奥さんのエリザベス・エドワーズが乳がんで手術に入退院を繰り返していた時に浮気をして、子供まで作って、その隠蔽工作に資金が使われた疑いが濃厚とのことです。 今アメリカではこの選挙資金法の存在をめぐって「何に使おうが政府が口出しするのは憲法の表現の自由に反する」という反対派と、「何に使っているのか政府が規制すべき」という賛成派の間で意見が真っ二つに分かれています。反対派は「今回のエドワーズ起訴のように正当さを欠く理由でこの法律が行使されることがある」... full story

経済3:アジアブーム

in アメリカ経済・政治, ワシントンDC情報

全米でアジア系移民の人口が増加しています。2010年の国勢調査によるとワシントンDC近郊(メリーランド州とヴァージニア州を含む)ではなんと60%の増加ということです。DC近郊で一番アジアの人口が多いフェアファックス郡を例に取ると、エスニシティー別でインド系が第一位、ついで韓国系、ベトナム系、中国系、そしてフィリピン系と続きます。 日系の人口が集中しているのはヴァージニア州センタービル付近やメリーランド州ロックビルのようですね。 そういえばDCのシェフに一番人気があるのは韓国系のスーパーHマートだし、全米でもトップのシェフがいるレストランCityZenはその名の通り日本食がベースで、... full story

政治3:"A disaster of, well, biblical proportions"

in アメリカ経済・政治, アート・カルチャー・イベント

元アラスカ州知事にして前回の大統領選では共和党副大統領候補だったサラ・ペイリンの側近が、暴露本を発表しました。サラ・ペイリンは「でたらめで、執念深く、非論理的な政治家で、政治よりも有名になる事とお金持ちになることに興味がある。」と言ってます。そして「サラ・ペイリンは絶対政治家には向かないし、こんな人が政治家になったら大惨事だ」、として「A disaster of a biblical propotions」と言ったのですねえ。Bibilical Propotionsとはすごいですよ。だって聖書のなかにある大惨事って世界を飲みこむ大洪水とか疫病で死人がバタバタ出たり、と言う感じですから。 「... full story

経済2:Too Big to Fail

in アメリカ経済・政治

2008年のリーマンショックに端を発した経済大恐慌を描いてベストセラーになったアンドリュー・ロス・ソーキンの小説「Too Big To Fail」がテレビ映画になって、今晩9時に放映されます。テレビ局のHBOはワシントンポスト紙に全面広告を打ち出すほど力を入れていますが、2008年以来とっても酷いことになっているので「今さら見たくない」という心境です。リーマンショックがあった時は南仏にいたのですが、夫はヴァケーションそっちのけでコンピューターに張り付いて動かず、リラックスするどころかもう緊張の塊になってDCに戻ってきました。だからこんなテレビを見たらまたあの緊張感を思い出して、... full story