Archives: 東日本大震災とアメリカ

DCライフ58:3年目の311

in 東日本大震災とアメリカ

日本ではおそらく沢山の特集番組やイベントがあるかと思いますが、アメリカは静かです。3年経つのですものね。以前福島の方々と話していた時に「一番怖いのは忘れられてしまうこと」だとおっしゃっていた方が大勢いらっしゃいました。忘れる事は人間が前に進む為の大切な能力でもありますが、一方で忘れてしまえばその事に関して何も出来なくなってしまいます。記憶と忘却のバランスって難しいです。今日は大使館の震災関連イベントのパネルディスカッションで進行役を努めさせて頂きます。被災地の写真と被害者の思いがつまった短歌で構成されたドキュメンタリーについてのディスカッションですが、... full story

教育5: 米日カウンシル高須紗希さん

in 東日本大震災とアメリカ

 日系人を基軸に人的ネットワークを構築し日米関係促進に努める米日カウンシル(以下USJC)。そのファンドレイザーである高須紗希さんにUSJCの活動についてお話を伺いました。まずはUSJC設立の経緯についてお話を伺えますか?USJCのアイリーン・ヒラノ・イノウエ会長には日米関係の中には政府と政府、経済と経済、様々なNPO団体との関係等があるけれども、はやり人と人との関係を重視した日米関係強化のための団体を作りたいという強いお気持ちがありました。それを形にしたいと決められたのが2008年の12月頃で、丁度その頃前職の全米日系人博物館館長を退かれ、上院議員のダニエル・... full story

東日本大震災8:311 から2年

in 東日本大震災とアメリカ

 私の生まれ故郷の町の半分が放射能汚染で避難区域となってから早くも2年が経ってしまいました。今朝のNHKのニュースはそんな川俣町山木屋地区の子供が通えなくなってしまった小学校からの中継でした。テレビを見ながら寂しくなってしまった時に、山木屋太鼓クラブの遠藤元気君がインタビューに出て来たのです。昨年はワシントンDCの有志で太鼓クラブの皆さんをワシントンDC桜祭り100周年にご招待したのですが、力強い太鼓の音が未来を感じさせてくれました。故郷に帰れるのはまだまだかもしれないけど、元気な太鼓の音を絶やさずがんばってくださいね。被災された皆様、なかなか復興が進まず大変な事と思いますが、... full story

アート7:山木屋太鼓クラブ

in 東日本大震災とアメリカ

 今年の桜まつりストリートフェスティバルで、パフォーマンスのとりを飾ったのは福島の被災地からやって来た山木屋太鼓クラブでした。桜寄贈100周年という歴史的な年にストリートフェスティバルを主催する日米協会が招待した山木屋太鼓クラブの会長高橋正春さん、事務局長の遠藤恵美さん、自らもメンバーでありかつ太鼓クラブの練習を指揮する遠藤元気さん、そして太鼓クラブ最年少メンバーの高野樹君と菅野萠さんに今回の演奏旅行についてお話を伺いました。若者が郷土に自信と誇りを持てるように桜まつり、そしてケネディーセンター公演の大成功おめでとうございます。私も同じ福島県川俣町の出身として、... full story

東日本大震災7:311その後

in 東日本大震災とアメリカ

 日本時間3月11日午後2:46に合わせて、アメリカ時間の11日午前12:46に家族で黙祷を捧げました。この一年、アメリカでも様々な形で311が語られてきました。甚大な被害から放射能の危機、日本人の不屈の精神と復興の兆し。高度成長期を終え成熟社会へと以降すると「個人主義」的側面が強調され、国家が一丸となって向かう目標というのが失われがちです。今度の震災で日本はまた一つとなり、そして「一番大切な事」を考えた方々も沢山いらっしゃった事と思います。私も昨年の311以来「一番大切な事」を再確認しました。写真は昨年末の福島 full story

イベント31:飯舘村の菅野村長

in 東日本大震災とアメリカ, ワシントンDC情報

 昨夜日本大使館のJapan Information and Culture Centerにて、今回の原発事故で全村避難となった福島県飯舘村の菅野村長の講演会がありました。「無い物ねだり」から「ある物探し」へ、そしてゆとりある住み心地の良い「までいの村」を目指していた美しい村を襲った悲劇と現状に関してのスピーチでした。この「までい」というのは福島地方の方言で、福島で育った私にはとても暖かい響きのある言葉です。菅野村長によると語源は「真手」だそうで、意味は丁寧に、心を込めて大切にという感じです。6000人の村民の方々は避難生活を続けておられます。震災前は1700世帯だったのが、... full story

イベント26:山木屋太鼓クラブ

in 東日本大震災とアメリカ, ワシントンDC情報

 エキサイティングなニュースです!福島の被災地の太鼓クラブの子供達をワシントントンDCにご招待する事が決まりました!私の生まれ故郷福島県川俣町は311で町の半分が避難区域となってしまいました。山木屋地区と呼ばれるこの避難区域には、実はとっても有名かつ歴史ある子供による太鼓クラブがあるのです。避難区域となってバラバラになっても集まり一生懸命練習に励む子供達をワシントンDCの桜祭り100周年に招待し、その舞台で演奏して明るい福島の未来を見せて欲しいとの思いからプロジェクトが立ち上がりました。その後、森まさこ参議院議員、日米協会、ジェットプログラムそしてJapan-US... full story

東日本大震災6:福島の空

in 東日本大震災とアメリカ, ジェットセッターな旅

 一週間の短い日本滞在から帰ってきました。帰国の日に実家のある福島で撮った空の写真です。高村光太郎の智恵子抄にもありましたが、福島には本当に真っ青な美しい空があります。いまだに学校での外の活動は一時間に制限されていたり、食の安全や放射能から身を守る為の公演が毎日のようにあることなど忘れてしまう程美しい吾妻連峰、稲刈りが終わった後の田んぼ、そして道を行き交う子供達の笑顔。たとえ何があっても変わらぬ美しさってあるのですね。復興に向けてたくさんのプロジェクトがスタートしています。微力ながらお手伝いしていきます! full story

チャリティー8:一瞬にして集まった8000万円の行方

in 東日本大震災とアメリカ, 海外ゴシップ

 昨夜プリンス・ウィリアムとプリンセス・キャサリンが主催者となったチャリティーイベントで、あっという間に約8,000万円が集まったそうです。企画したのはヘッジファンドで活躍する100人の女性達。ロイヤルカップルと21世紀のマネーマシーンが手を組むと、このぐらいすぐ集まるんですね。収益金は親を無くしたイギリスの子供たち、そして子供を無くした親達のために使われるとのこと。この次は収益金の一部を東北大震災で避難を余儀なくされた子供達に送るというのはどうでしょうかねえ。ものすごい数の子供達が助かると思うのですが。 full story

東日本大震災5:普通の生活

in 東日本大震災とアメリカ

ものすごい時差ぼけです。一昨日日本から帰ってきたのですが、夜中の2時ごろには目が覚めてしまい、犬の散歩をしながら眠ってしまいそうなぐらいボーっとしてます。 散歩の途中マーケットに寄ってDC近郊で取れた露地ものレタスやトマトを買い、ステーキ用のお肉も買って帰り、あまりの暑さに家に着いたら水道の水をコップ一杯ゴクリと飲んで、またボーっとしたりして。 これって本当になんの変哲もない、ごく普通のことですよね。でも日本にいた3週間は時々県のホームページを見て水道水や大気中の放射線量をチェックしたり、スーパーに行ったら野菜やお肉の産地をチェックしてから買ったりと、今までの「普通」... full story